クラシック音楽に詳しくない人でも、一度は耳にしたことがある、速いパッセージと美しい旋律が次々と入れ替わる、あの情熱的でロマンティックなピアノ曲。
それが幻想即興曲です。
素人がこの曲を弾けるとカッコイイですよね?人気度・知名度共に高い曲の一つだと思います。
おじさん世代は、アニメ「タッチ」で和也が亡くなったときのシーンでこの曲が流れたのを知ってる人もいるかもしれないですね。
実はこの曲には、ある有名なエピソードがあります。
ショパンは生前、この曲を気に入っておらず、出版を望んでいませんでした。
その理由は、この曲の冒頭部分が、ベートーヴェンの「月光ソナタ」の第3楽章と似ている、という指摘を気にしていたからだと言われています。
ショパンは、他人の作品の模倣だと誤解されることを恐れ、発表をためらったのです。
まぁ、音楽家にはそういう考え方があるのは知ってて理解はできるんですけど、私は「似ている」とは思わないですけどね。
しかし、ショパンの死後、彼の友人であったユリアン・フォンタナが、彼の遺品の中からこの楽譜を発見し、彼の意向に反して出版しました。
そのおかげで、私たちはこの素晴らしい傑作を聴くことができるのですね。
素晴らしい功績だと思います。
しかし、この友人、ショパンの楽譜を勝手にいじって出版しちゃったんですよ。(えっ!)
このいじられた楽譜が皆さんが良く聞いて知っている方で「フォンタナ版」と呼ばれています。
これに対してショパンの自筆譜である「原典版」が存在します。
フォンタナ版の演奏(仲道郁代)
聞いてみるとわかりますが、クライマックスのところかなり違いますね。
私は聞いてみて「フォンタナ版」の方が感動的で良いと感じました。
皆さんは如何でしょうか?
無謀にも私も挑戦してみました。
もっとカッコよく弾けるはずなんですが、まだ練度が低いですね。
もう少しうまく弾けるようになったら再度アップします。


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