[演奏]ドビュッシー作曲 「ベルガマスク組曲」 月の光

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 この曲を聴くと、誰もがその夢のように美しい旋律に心を奪われます。
 ピアノの鍵盤から紡ぎ出される音は、まるで夜空に煌々と輝く月の光が、静かな湖面にそっと降り注いでいるかのようです。
 ドビュッシーは、それまでの音楽の常識にとらわれず、印象派の画家たちが光と影を巧みに描いたように、音色で色彩を表現しようとしました。
 この「月の光」は、まさにそのドビュッシーの音楽的才能が凝縮された傑作といえるでしょう。

 実はこの「月の光」、ドビュッシーが若かりし頃に作曲を始めたものの、すぐに完成したわけではありませんでした。
 最初にこの「ベルガマスク組曲」が作曲されたのは1890年頃。まだ20代後半だったドビュッシーは、当時のフランスの詩人ヴェルレーヌの詩「月の光」に感銘を受けてこの曲を書きました。
 しかし、この時は組曲全体が出版されることはありませんでした。

 その後、ドビュッシーは作曲家として大成功を収めますが、この「ベルガマスク組曲」は長らく忘れられていました。
 それから実に15年以上の歳月が流れた1905年、出版社の強い要望を受けて、彼は若き日に作曲したこの組曲を大幅に改訂します。

 完成した組曲を出版するために、ドビュッシーは自分の納得がいくまで何度も推敲を重ねました。
 特に「月の光」は、初稿と完成版では細かい部分がかなり異なっているそうです。
 でも、今の形になってよかったのだと思います。
 だって、こんなに美しい旋律なんですから。

 私自身も挑戦してみました。
 我ながら良く弾けた方かな、と思ってます。
 この曲は中学生ぐらいからずっと練習していて、最初は中間部出だしの1,2小節を1週間かけて練習とか本当に地味なことやってましたね。素人がやっとここまで来たかと言う感じです。
 ドビュッシーはこういう幻想的な曲がいいですね。他にも同じベルガマスク組曲のパスピエとか、ゴージャスでラグジュアリーな喜びの島とか弾いてみたい曲はたくさんあるんですけどね。人生が何度あっても足りないです。

 ドビュッシーはサンソン・フランソワの演奏なら外れがないと思ってます。
 喜びの島の作曲にまつわるエピソードとか面白いんで興味のある人は見てください。

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