1831年、ショパンは当時滞在していたドイツのシュトゥットガルトで、故郷ワルシャワがロシア帝国軍によって陥落したという知らせを受けます。
祖国への思いと、無力な自分への憤り、そして何よりも愛する故郷の人々を案じる気持ちが、彼の心を激しく揺さぶりました。
この知らせを聞いたショパンは、日記に「ああ、神よ!あなたはいまだ存在したもうのか!いや、むしろ、あなたはロシアの存在を許したもうのか!」と、悲痛な叫びを書き記しています。
そして、この怒り、悲しみ、絶望、そして祖国への強い愛が、一気にほとばしるようにして、この「革命」は生み出されたのです。
この「革命」は左手の練習曲と言われています。
その理由は、この「革命」では、まるで嵐のように激しく駆け抜ける左手のアルペジオが、曲全体を支配しているからです。
うねる様な左手に強烈なメッセージ性のある右手のメロディが合わさり、強烈な感動を生み出します。
多くのピアニストが愛し、挑戦し、クラシックファンの人気も高く、演奏会でも度々演奏される曲です。
私自身もこの曲を練習しましたが、左手の速いパッセージを正確に、かつ力強く弾くことは至難の業です。
何度も挫折しそうになりながらも、この曲に込められたショパンの情熱を感じるたびに、「もっと練習して、この曲を自分のものにしたい!」という気持ちが湧いてきました。
途中間が空きながらも、かれこれ十年以上は弾いてるかもしれないです。
実際のところ左手がちゃんと押さえれてません。
音が飛んでいるんですが、右手は結構しっかり音が出ているのと、カワイのピアノの響きでごまかせている気がします。
ショパンコンクールでブーニンが弾いている革命が自分には衝撃的で(専門家の間では単に力任せに鍵盤にたたきつけているだけ、と言う論評もある)、カッケーってなって練習始めた次第です。


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