ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
ちょっとピアノをかじった人なら「エリーゼのために」は知ってると思うし、交響曲「運命」なんて効果音としても使われるし、年末になったら「第九の合唱」とかもありますしね。
とにかく誰でも知っている偉大な作曲家です。
今回は、そのベートーヴェンが警察に逮捕された有名なエピソードについてご紹介しましょう。
1820年のある日、ベートーヴェンはいつものように作曲に没頭し、散歩に出かけました。ところが、彼は道に迷ってしまい、助けを求めてとある家の窓を覗き込んでいたそうです。
この時、ベートーヴェンの服装はというと、まさに「浮浪者」という言葉がぴったりだったとか。
彼は作曲に夢中になると、着るものには全く気を遣わず、薄汚れた服に帽子もかぶらずに街を歩くのが常だったからです。
まさにその時、一人の警察官が彼を発見します。
薄汚れた服装で他家の窓を覗き込む怪しい男を見て警察官は言いました。
警察官:「おい、お前そこで何をしている!」
ベートーヴェン:「いや、ちょっと道に迷っちゃって・・」
警察官:「怪しい奴、ちょっと来い!」
なんと警察官はベートーヴェンをその場で逮捕してしまったのです!(えっ)
もちろん、逮捕されたベートーヴェンは、「私はベートーヴェンだ!」と叫びます。
しかし警察官は言いました。
「ああ、そうかい。あんたは浮浪者だろう。」
「偉大な音楽家で、ウィーンでも有名なベートーヴェンがそんな格好してるわけがない!」
このように、全く取り合わなかったそうです。
想像してみてください。あの偉大なベートーヴェンが、警察署で「私は本当にベートーヴェンなんだぁ!」と必死に訴えている姿を。
思わず笑ってしまいますよね。
しかし幸いなことに、すぐに彼が紛れもない音楽の巨匠ベートーヴェンであることが判明します。
この事態に当時のウィーン市長は驚愕。
すぐさまベートーヴェンのもとへ飛んできて、丁重に謝罪したそうです。
彼がすぐさま釈放されたことは言うまでもありません。
いかがでしょうか?
音楽に全てを捧げ、身の回りのことには全く無頓着だったベートーヴェンのエピソードでした。
こうしたエピソードを知ることで、ベートーヴェンをより一層身近に感じて頂けたのではないでしょうか?


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