ショパン・エチュード① 作品10-1 「滝」について

未分類

 知らない人はこちらで演奏をご確認ください。
 今回はかてぃんで行ってみましょう。

 右手のアルペジオ(分散和音)の練習曲です。
 右手のそれぞれの指の柔軟性・独立性・速さ・力強さが求められる曲で、右手の出す音が上がったり
下がったりする様がまるで滝のようだ、と言うことでこの名前がついているようです。

 かなり右手を酷使する曲ですが、努力に見合うだけの感動を得られるでしょう。
 様々なアルペジオの組み合わせだけで、こんなにドラマティックで表情豊かな曲に仕上げるなんて、
ショパンってやっぱり天才だなと思います。

 左手はテクニック的には非常に簡単です。
 しかし、適切な箇所で適切なタイミングと力強さで弾くことにより曲全体に奥行きと深みを与えています。

 私は最初はポリーニの演奏から入ったのですが、第一印象はあまりグッとこなかったです。
 しかし、聞いているうちに「これ、弾けるかも」と思うようになって練習して一応楽譜は読んで
 通しで弾けるようになったんですが、やはりプロの出す音はでないですね。
 スピードとか音の粒がそろっているとか、音が濁らないとか当たり前のことができないです。
 自分のテクニックのなさよ。

 この曲は手が大きい人の方が弾きやすいと思います。
 私のスパン(親指から小指まで一杯広げた長さ)は23cmで、これはプロのピアニストとしては平均的な大きさになりますが、それでもパートによっては手首を柔軟に使わないと届かないところがあります。

 リストは巨大な手を持っていたと言われていて、ドからオクターブ上のソ、またはラまでを普通の人がオクターブを弾くように楽に届いたそうです。
 つまり、白鍵1つ約2.3cmとすると、ドからオクターブ上のラまでは15個あるので、2.3×15=34.5cm、
 私の手より10cm以上スパンが長いことになります。(スゴイ)
 これくらいの手の大きさなら不自由ないですね。この「滝」も楽々手が届くことでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました