業界では有名な話ですが、ご存知ない方のために解説します。
「ポゴレリチ事件」と言うのは、1980年のショパン国際ピアノコンクールで、審査員を務めていた
マルタ・アルゲリッチが、当時無名だったピアニストのイーヴォ・ポゴレリチの演奏を高く評価した
にも関わらず彼が予選で落選したことに不満を感じ、「彼は天才よ!」と言って審査員を辞退した出来事のことです。
ポゴレリチはショパンコンクールで予選落ちしてしまったものの、その事件もあって注目を集め、
1981年にはニューヨークでデビューを果たし、世界的なピアニストとしてのデビューしました。
その後の活躍はご存知の通りです。
アルゲリッチは正しかった。
このエピソードですが、実はアニメにもなった漫画「森のピアノ」で引用されていると言われています。
アニメの第1シリーズにおいて、主人公の一ノ瀬海(カイ)の才能を見出した元天才ピアニストの阿字野壮介が、コンクールの予選でカイが不当に落選したと抗議し、審査員を辞退するシーンがあるんです。
「森のピアノ」を読んだことある人でもこれは知らなかった、と言う人がいるかもね。


コメント